なぜ若者は相談機関に訪れないか -見えない当事者へのアウトリーチを考えている支援者の方へ-
この度、5月22日の夜に声なき声の実態調査開始にあたってキックオフイベントを開催いたします。
「支援が必要な人に届いていない状況」は、社会課題として広く認識されていません。
私たちは、5年間の相談支援の経験から、支援を自分から求められない「声なき声」が多数存在すると考えており、その存在が実態調査で少しずつ明らかになっています。
今回は若者支援の分野で支援につながっていない「見えない当事者」に積極的に支援を届けてきた団体のお話を伺い、この問題について参加者全員で理解を深めて、具体的な取り組みのご参考にして頂ければと思います。
普段から対人支援にかかわる方も、このテーマに興味がある方も、どうぞお気軽にご参加ください。
お申込みは下部フォームから受け付けております。
開催概要
日時:5月22日(火) 18:00~20:30
場所:日本財団ビル会議室 港区赤坂1-2-2
定員:40名
参加費:無料
主催:NPO法人OVA
どなたでもご参加可能です。
17:45 開場、受付開始。
18:00 活動紹介と声なき声への取り組み。
19:30 参加者の交流会と個別の自由質問タイム。(OVAで軽食をご準備します)
20:30 イベント終了。
※参加希望者が定員に達した場合は、クラウドファンディングでご支援頂いた方に優先してご案内させて頂きますのでご了承下さい。
登壇者プロフィール
一般社団法人にんしんSOS東京 代表理事
中島かおり さん
1971年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)の理学部生物学科修士課程を修了後、癌の免疫療法の研究に従事。
第2子を出産したことをきっかけに助産師を目指し、同大健康福祉学部に再入学。
病院・助産院を経験後、女性の側に寄り添う助産師でありたいと地域で妊娠から出産、子育てまでをサポートする助産師として活動する傍ら、にんしんSOS東京の運営に携わる。
2017年「漂流女子(朝日新書)」を上梓、仲間とともに「にんしん」に関する全ての「困った」、「どうしよう」に寄り添う活動を続けている。
ビッグイシュー日本 事業企画室長
NPO法人ビッグイシュー基金ボランティア
佐野 未来さん
翻訳や英語講師を経て、2003年「ビッグイシュー日本」の立ち上げに参加。
2007年12月まで雑誌『ビッグイシュー日本版』副編集長、その後、ビッグイシュー日本東京事務所長を経て2017年より現職。
2007年の「NPO法人ビッグイシュー基金」立ち上げ時より、ボランティアで「若者ホームレス白書」等の事業に参画。